農園REPORT
季節をまたいで、ゆっくりと熟していく椿の実
梅雨の間に大きくなっていく椿の実。暖かくなるに連れ、実の中では種も成熟していきます。初夏に緑だった実は、真夏に真紅に染まり、秋頃には乾燥して茶色に。やがて実が弾け、油をしっかり溜め込んだ種が姿を現し始めます。
収穫の季節まで種を守っている椿果皮には、椿が身を守るためにつくりだすサポニンという成分があります。椿果皮は椿油を採るために種を取り出した後、椿をすこやかに育てるために、いくつかを根元に撒くことがあったそうです。ON&DOのPOWDER WASHに配合されている椿果皮パウダー※1は、この話がきっかけとなり、椿果皮の可能性を研究し、原料化に成功した成分です。
従来、椿油を採るために種を取り出した後は、ほとんどが廃棄されていた椿果皮。その果皮が持つ種を守る力が、POWDER WASHのうるおいを守りながら肌をやさしく洗い上げる作用のベースとなっています。
実の重さで、椿の枝が枝垂れ始めると、収穫の時期が近付いている合図。
「今年もたくさん実が熟しますように」と願って、農園では今日も椿を見守り続けています。
※1ツバキ果皮(スクラブ剤)