温肌TIPS

自律神経のバランスを整え、冷えを解消するために

スマホの濫用だけではなく、運動不足も血行不良を引き起こすため、体温の問題にも関わってきます。​

昨今、マスクを長時間している生活を送り、顔の筋肉を動かすことが少なくなってきています。笑顔をつくるだけで非常に多くの表情筋が動きますが、マスク生活により慢性的な顔の運動不足に陥っています。その結果、表情筋や顔の神経に影響する血行が悪くなり、冷えやすい傾向にあります。

そこで定期的に顔の血行をよくするマッサージや温めるケアなどを心掛けたいものです。

顔には、自律神経の副交感神経の性質を持った神経が複数通っています。トリートメントを受けたりマッサージをしたりするとリラックスして眠くなるのは、これらの神経に触れられるためです。また、眼や舌にも、神経が通っています。トリートメントなどは、眼を閉じ、喋らずに受けますよね。その状態で、お顔の肌に触れることで、副交感神経をより高められ、リラックスさせることができるのです。

人間の体は、シーソーのように、温まれば冷えようとする、冷えれば温めようとする性質が備わっていますが、低体温の人は、シーソーそのものの位置が低いのです。なので、副交感神経を優位にして自律神経バランスを整えるためにも習慣的にお顔に触れれば、次第にそのシーソーそのものの位置を高め、体温のアベレージをアップさせることができます。習慣的に施術を受けたり、セルフケアとしてお顔のマッサージをしたりするのがおすすめです。

次回の記事では、効果的なセルフケアの方法をお届けします。

〈教えてくださった方〉​

奈部川 貴子先生​

美容アナリスト。顔ツボセルフケア研究家。美容ジャーナリストとしてスキンケア取材を通じて「肌が内臓の鏡である」ことに気付き、世界中にある顔の反射区・ツボ療法やフェイシャルリフレクソロジーを研究。鍼灸を学びながら独自のフェイスマップ®メソッドを確立。​
著書 『美肌をつくる顔のツボ・反射区ケア 綿棒で1分押し!フェイスマッピング』​​