温肌TIPS

身近なアイテムを使った~温活セルフケア法~

今回は、身近なアイテムを使って、ご自宅でも外出先でも実践できる温活の方法についてご紹介します。

使うのは、ペットボトル。大きすぎると使いづらいので、280~350mLくらいの小さめのサイズがおすすめです。空のペットボトルに熱湯に少し水を足したものを入れて、市販の温かい飲み物よりもやや熱めの「ペットボトル湯たんぽ」を作ります。硬めでしっかりとした素材のものだと安心。
外出先でも給湯器があればすぐに作れるので、寒い季節、温まる方法として簡単に実践できます。

ペットボトル湯たんぽは、腹部など冷えやすいところにピンポイントに当てて使用します。するとじんわりと熱が伝わり、心地よく体を温めることができるのです。ペットボトル湯たんぽは意外と冷めにくく、長いあいだ高い温度を保つので手軽ながらもしっかり温活をすることが可能です。
生理痛のしんどさがある際の対策として、太もものあいだにはさみ、下半身を温めるのも効果的です。

人間には温めると冷やそうする本来の働きが備わっているため、体を温めることにはコツが必要です。効果を得るのは簡単なことではないですが、ケアの方法を複数、同時に実践すると効率的に温活効果が実感できるようになります。

たとえば、こちらの記事でご紹介した首まわりを温める方法と合わせるのがおすすめ。
⇒冬のファッションを楽しみながら~温活セルフケア法~

首まわりと腹部を同時に温めることで、温活効果がアップします。
体を温めることで免疫力も高まり、風邪をひきにくくなったり、ひいても症状が軽く抑えられたりしますので、ぜひ実践してみてくださいね。

〈教えてくださった方〉​

奈部川 貴子先生​

美容アナリスト。顔ツボセルフケア研究家。美容ジャーナリストとしてスキンケア取材を通じて「肌が内臓の鏡である」ことに気付き、世界中にある顔の反射区・ツボ療法やフェイシャルリフレクソロジーを研究。鍼灸を学びながら独自のフェイスマップ®メソッドを確立。​
著書 『美肌をつくる顔のツボ・反射区ケア 綿棒で1分押し!フェイスマッピング』​​(学研プラス)