温肌RECIPE

内側から全身うるおう

温肌。巡りのいい生活が、巡りのいい肌をつくる。

旬を取り入れ、無駄なく頂き、肌も体も、心までもおいしい毎日を応援する温肌レシピ連載。

今回は、乾燥が気になるこの季節に、“内側から全身うるおう”をテーマに、1回のお買い物で食材を使い切る3食分(2人前)のレシピをご紹介します。

レシピ監修:ケータリングサービス「美菜屋(みなや)」オーナー、モデル浅野 美奈弥(あさの みなみ)さん

温肌3DAYS’ RECIPE

お買い物リスト
3食分(各レシピ2人前)の材料を用意します。
※調味料などは除く

豚バラ肉(厚切り) :400g
人参:2本
じゃがいも:3個
玉ねぎ:1個
大根:1/2本
ごぼう:1本
アスパラ:4本
キャベツ:1/2個
椎茸:1パック
スナップエンドウ:1袋
ヤングコーン:1パック
豆腐:1パック(300g)
しらたき:1袋

野菜のテリーヌ

■キャベツ:6枚程度 ■人参:1本 ■大根:1/4本 ■アスパラ:4本 ■椎茸:1パック ■ヤングコーン:1パック ■スナップエンドウ:1袋 ■ゼラチン:18g ■水:400cc ■野菜だし(コンソメでも可):大さじ1■塩:小さじ1 ■米油:適量

◯TIPS!
ゼラチンに含まれるコラーゲンが、体の内側からうるおいをサポートしてくれる野菜たっぷりのレシピです。野菜は何でもOKなので、他に余っているものがあれば加えてフードロス削減に。鶏肉や海老などを入れると、肌のもととなるタンパク質もしっかり摂取できます。

下準備:ゼラチンを水で戻しておく。

①キャベツの葉は外側から6枚ほど選び、ラップして、電子レンジ(600W)で2分ほど温める。

②人参、大根を縦長の棒状に切る。アスパラの皮をむき、椎茸の石突きをはずし、スナップエンドウのすじを取っておく。

③②をすべてフライパンで蒸し焼きにする。(スナップエンドウはDAY2、DAY3で使うので半分ほど残しておく)

④鍋に水で戻したゼラチン、水、野菜だし、塩を加えゼラチンをよく溶かす。

⑤パウンド型に、ラップを敷いて、キャベツを敷き詰める。

⑥⑤の上に、③の野菜を並べ、④の液を流し込む。これを交互に繰り返す。

⑦パウンド型が埋まったらキャベツを乗せ、上から④の液をかけ、ラップで包む。冷蔵庫で30分ほど冷やしたら完成。

豚バラ肉じゃが
■じゃがいも:3個 ■豚バラ肉:400g ■DAY1で残しておいたスナップエンドウ:4個 ■玉ねぎ:1個 ■人参:1本 ■しらたき:1袋
A □酒:100cc □みりん:100cc □醤油:150cc □砂糖:大さじ2 □ごま油:適量

◯TIPS!
コラーゲンが豊富に含まれている厚切りの豚バラ肉を使うのがポイント。体を温める作用のあるじゃがいもや人参といった根菜と一緒にすることで、内側から温めながら体にうるおいをチャージ。アレンジで生姜を入れると、さらに温活効果がUP!

①じゃがいもの皮をむき、大きめにカットする。人参はよく洗い、皮ごと乱切りに。玉ねぎと豚バラ肉は、一口大に、しらたきは食べやすい長さに切る。

②鍋にごま油をひき、豚バラ肉を炒める。肉に火が通ってきたら、残りの具材を加えて、さらに炒める。

③鍋にAを加え、じゃがいもに串が通るまで煮込んだら、スナップエンドウをのせて完成。(半分はDAY3で使うので残しておく)

リメイク豚汁
■大根:1/4本 ■ごぼう:1本 ■豆腐:300g ■味噌:適量 ■DAY2で残しておいた肉じゃが ■DAY1で残しておいたスナップエンドウ:数個

◯TIPS!
肉じゃがと豚汁の材料はほとんど一緒なので、リメイクすることで調理時間が減り、省エネに。コラーゲンたっぷりの豚バラ肉に、ビタミンB群や葉酸などが豊富な大根と、イソフラボンが含まれる豆腐を合わせることで、女性の体に大切な栄養素が摂取できるレシピです。

①大根の皮をむき、いちょう切りに。ごぼうは皮をむき、斜め切りにして水にさらし、豆腐を食べやすい大きさにカットする。

②鍋に水と①を入れ、大根に火が通るまで煮込む。

③スナップエンドウとDAY2で残しておいた肉じゃがを汁ごと鍋に加える。味を調整しながら味噌を溶かし入れて完成。