農園REPORT

椿の花たちが役割を終え…

農園管理人のしっちーです。
五島も少しずつ暖かくなってきて、春らしい日々が続いています。

そんな中、2月に満開を迎えた椿の花たちが役割を終えて、ぽとぽと農園に落ち始めています。その中から、綺麗な花弁を選りすぐり、素材として使用するために、この時期は花拾いに大忙し!!新鮮な美しい椿の花を拾うために、私たちは「朝採れ」にこだわっています。毎日早朝から前屈みになって、農園中を探し回ります。花拾いの腕はもはや達人です。

まだ木に咲いている花はこれから受粉する子たちです。農園の鳥を引き寄せるため、たっぷり蜜を作ってそのときを待っています。受粉をしてフェロモンがでると、役目を終えるように木から離れ落ちていくのです。

ON&DOは「椿の全てを活かす」ことにこだわり、花からも様々な成分を抽出しています。椿花エキスや椿花細胞水など、冬の厳しい環境の中で色鮮やかに咲き誇る椿の力をそのままお肌に届けるべく研究を重ねてきました。

ちなみに、地元のおばあちゃんたちに椿の花をどんな風に活用しているか聞いたところ、「天ぷらにして食べる」とのこと。椿は奥が深いですね。残念ながら私はまだ食べたことはありません…

花の季節が終わると、若葉が芽吹いてきます。本格的な春の訪れがとても楽しみです。