農園REPORT

植樹の季節

農園管理人のしっちーです。
椿の花が咲き終わって、3月から4月の初旬は植樹の季節でした。

五島列島内には1,000万本の椿があると言われていますが、商業用に活用されているのはごく一部です。私たちは五島列島内の放置され荒廃しかけていた里山を整備して、環境の持続性を追求しています。

まずは荒れ果てた農地の土づくりから。気候や天気を見つつ、雑草などを抜き、約1メートルの深さまで土を掘り起こし、ふかふかの状態をつくっていきます。そこに一定間隔で穴を掘り、肥料と共に苗木を植えていきます。この30~40センチくらいの苗木は上五島の苗木センターから購入してきたもの。苗木センターの皆さまがここまで大事に育ててくれた意志を継ぎ、ここからは私が責任をもって、1本1本手で植えていきます。最後はお布団がわりに藁をかけてあげると完成です。

椿は他の植物に比べて成長が遅いと言われていて、1年で育つのはたった10~15センチ。ですので今年植えた子たちが稼ぎ頭になるまでには、まだまだ10年くらいかかります。この子たちが立派な大人になれるように愛情をかけて育てていきたいと思います。

皆さんもぜひ一緒に五島列島で植樹をしてみませんか?
五島列島でお待ちしています!