温肌TIPS
ガーデニングを楽しみながら~温活セルフケア法~
今回は、植物の力を生かした温活法です。温活作用のあるお茶についてご紹介します。
一つ目は、「ホーリーバジル」という名前のハーブを使ったハーブティー。「トゥルシー」とも呼ばれるこのハーブは、温め効果があり、ホーリーバジルのお茶を飲むと体が温まります。
呼吸器系の症状(咳や喉の痛み)にも効果があるため、一時期、コロナ対策の一つとして注目されましたが、温活作用もあるのです。
現在、ホーリーバジルのお茶は広く市販されていますが、ご自身で苗を育てて、生の葉をお茶にすることもできます。
ホーリーバジルは、手間が要らず、簡単に庭や鉢で育てることができるのです。生の緑色の葉を切って、ティーポットに入れてお湯を注げば、とても美味しいハーブティーの完成。冷えを感じている方におすすめです。
二つ目は、「ヨモギ」を使ったお茶です。お灸に使う「もぐさ」の原料であるヨモギにも、体を温める効果があります。ヨモギはホーリーバジルに比べると入手するのが難しいですが、葉の色が美しく、生の葉をお茶にしても美味しくいただけます。
自分で植物を育て、休みの日などにその葉を使ってお茶を淹れると気分が高まります。
ぜひ、植物の力を感じ、楽しみながら温活法の一つに取り入れてみていただければと思います。
〈教えてくださった方〉
奈部川 貴子先生
美容アナリスト。顔ツボセルフケア研究家。美容ジャーナリストとしてスキンケア取材を通じて「肌が内臓の鏡である」ことに気付き、世界中にある顔の反射区・ツボ療法やフェイシャルリフレクソロジーを研究。鍼灸を学びながら独自のフェイスマップ®メソッドを確立。
著書 『美肌をつくる顔のツボ・反射区ケア 綿棒で1分押し!フェイスマッピング』(学研プラス)