温肌TIPS

花粉の季節や鼻の不調に~セルフケア法~

花粉が飛散している季節や、寒暖差がある時期は、鼻の不調が気になる方もいらっしゃると思います。今回は、鼻の不調に効果のあるツボをお伝えします。

○上星(じょうせい)は、花粉症、鼻詰まり、副鼻腔炎などに効果のあるツボで、押すと鼻が通る感覚が得やすい場所です。

○四白(しはく)は、眼の病気に使われることが多いツボですが、鼻が通るという実感がある方が多くいらっしゃる場所です。

○來鼻(きょうび)は、探すのが簡単なツボで、アレルギー性鼻炎、嗅覚障害に効果があるとされています。

○素髎(そりょう)は、鼻炎の治療に使われているツボです。ただし、血圧が上がる傾向のあるツボなので、高血圧の人は注意して押してください。

○迎香(げいこう)も鼻炎の時に使う有名なツボです。

綿棒を使うと手軽にツボを垂直に押すことができます。筆記用具と同じ持ち方で、圧を調整しながら、まっすぐに押します。5秒~10秒ほど「押す」「緩める」を繰り返します。
すぐに効果を実感していただけますので、ぜひご自宅で実践してみてくださいね。

〈教えてくださった方〉​

奈部川 貴子先生​

美容アナリスト。顔ツボセルフケア研究家。美容ジャーナリストとしてスキンケア取材を通じて「肌が内臓の鏡である」ことに気付き、世界中にある顔の反射区・ツボ療法やフェイシャルリフレクソロジーを研究。鍼灸を学びながら独自のフェイスマップ®メソッドを確立。鍼灸師。​
著書 『美肌をつくる顔のツボ・反射区ケア 綿棒で1分押し!フェイスマッピング』​​(学研プラス)