温肌TIPS

手首から自律神経のバランスを整える~温活セルフケア法~

東洋医学では、首・手首・足首の3つの首が大切だと言われています。首や足首は、冷えを自覚し対策している方も多くいらっしゃるのですが、手首のまわりは自覚がなく冷えている場合が多いです。
手首は、ツボが多く存在する場所で、温めると体全体に熱がうまくまわるようになります。手首をしっかり温めると、自律神経のバランスを整えることができます。

そこで、手首をしっかり温めるために、筒状になっているアームウォーマーを取り入れてみてください。シルクなど天然の素材ですと、肌触りも快適でよりよいです。

また、ドライヤーの温風で温めるのも効果的です。手首を返しながら全体的に温風を当ててみてください。低温やけどをしないように、距離を離しながら当てて、3分くらいで温まります。髪を乾かすついでに、手首だけではなく首も温めると、ほっとするような温かさが。冬の朝は、ぞくぞくするような寒さがありますが、ドライヤーは手軽に温活セルフケアができます。夜に眠れない時に、足首を温めるのもよいです。
アームウォーマーもドライヤーも、寒い季節に重宝しますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

〈教えてくださった方〉​

奈部川 貴子先生​

美容アナリスト。顔ツボセルフケア研究家。美容ジャーナリストとしてスキンケア取材を通じて「肌が内臓の鏡である」ことに気付き、世界中にある顔の反射区・ツボ療法やフェイシャルリフレクソロジーを研究。鍼灸を学びながら独自のフェイスマップ®メソッドを確立。鍼灸師。​
著書 『美肌をつくる顔のツボ・反射区ケア 綿棒で1分押し!フェイスマッピング』​​(学研プラス)