温肌TIPS
フェイスラインのたるみ~セルフケア法~
顔の下半分の外側の脂肪がたるみ、フェイスラインが気になる方がいらっしゃるかもしれません。ジョールファット(下顎の脂肪)とバッカルファット(口腔内の脂肪)の2つの脂肪のコンパートメントがある部分は、年齢を重ねると体重が変わっていないのに脂肪がたるんできてしまいます。表情筋が動かなくなると脂肪がつきにくくなるので、脂肪の下にある表情筋がよく動くようにすることが大切です。
表情筋を動かすエクササイズは二つ。ペンを鼻の下にはさむエクササイズ。お箸をくわえて笑顔をつくるエクササイズです。ペンやお箸が水平になるように意識することで、顔の左右差が出ないように表情筋のエクササイズができます。ぜひ実践してみてくださいね。
〈教えてくださった方〉
奈部川 貴子先生
美容アナリスト。顔ツボセルフケア研究家。美容ジャーナリストとしてスキンケア取材を通じて「肌が内臓の鏡である」ことに気付き、世界中にある顔の反射区・ツボ療法やフェイシャルリフレクソロジーを研究。鍼灸を学びながら独自のフェイスマップ®メソッドを確立。鍼灸師。
著書 『美肌をつくる顔のツボ・反射区ケア 綿棒で1分押し!フェイスマッピング』(学研プラス)